ばあちゃんが倒れても駆けつけられない

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私は東京に住んでいます。

3月上旬から小学校が休校になり、子供たちと家での自粛生活が約1か月半・・・

子供たちの生活を管理して、私も時々編み物したりして日々過ごしてきましたが

一昨日、母から連絡がありました。

 

「今日、おばあちゃんが外で倒れていた!」

 

祖母は89歳の高齢です。

認知症の症状が出始めてはいますが、まだ私のことは電話してもわかるし、ご飯もしっかり食べられる。

膝が悪くて何回か手術をしましたが、ゆっくりとですが歩けます。

どうやら、外に出た時に、何かにつまずいてそのままひっくり返り、身体を起き上がらせられないまま、外で3時間ほど倒れていたそうです。

そして母に助け出された祖母は、その日の夜、母がご飯を作りに1時間ほどそばを離れた間にもう一回ひっくり返ってしまい、運悪く角にぶつけたらしく、母が発見した時には辺り一面血だらけの中倒れていました。

 

今、実家では祖母と母の二人暮らしで、父は単身赴任先で週末に帰ってくる生活スタイルです。

しかし、父の単身赴任先の大阪で新型コロナウィルス感染者が急増し、地元に持ち帰らないようにするため、実家に帰れなくなりました。

母は今、一人で祖母の面倒を看ています。

 

連絡を受けた時は血の気が引きました。

幸いなことに、意識はしっかりしており、倒れた時にどうやら鼻をぶつけてしまって鼻血が大量に出てそれを自分なりに対処しようともがいたため、辺り一面血だらけになっていたようです。

こんなことが1日に2回も起こるなんて今までなかっただけに、最悪の事態を考えてしまいました。

母は救急車を呼ぼうか悩みましたが、次の日の朝早く病院に連れていくことにしました。

 

次の日、病院に先に電話をし、診てもらえるか確認したところ、真っ先に新型コロナウィルスの感染の可能性を聞かれました。

父は4月入ってから地元に戻っていないため、感染の可能性は低いのですが、念のため新型コロナウィルスの検査を受けることになりました。

祖母は何もわからないまま、車で母と待機をし、準備ができたらビニールに覆われた車いすに乗って、違う入り口のドアから検査を受けに入ったそうです。

防護服を着た医師と看護師さんに迎えられて、祖母もびっくりしたことと思います。

私の周辺では、中々検査してもらえないという話を聞いていただけに、田舎の地元でスムーズに検査してもらえることに、とても驚きました。

重症化しやすい高齢者を優先に検査するようになってるのかもしれませんね。

その日の夜に検査結果がお医者さんから連絡があり、「陰性」と診断されてほっとしました。

ただ、軽い肺炎と、レビー小体型認知症の疑いがあると診断されました。

以前から、母は祖母に「これはやらないで」と言ったことやお願いしたことを忘れて勝手にする!と愚痴を聞いていたのですが、

「また一人で動いたときに倒れるから、じっとしてて!」

と母は祖母にお願いしたようですが、祖母は1階で生活しており、リビングと亡くなった祖父の仏壇があるのが2階なので、祖母は2階に上がろうとしてきます。

気が付かない間に階段から落ちるのを危惧して、母は2階に上がる階段をブロックしました。

何にもすることがなくなった祖母は、母に言われた通り、じっとしてテレビを見続けています。

 

母の気持ちもわかる。

24時間ずっと見るのは無理だし、長生きしてほしいから。

 

祖母の気持ちもわかる。

普段の生活通りにしたい、じいちゃんの仏壇を拝むのが楽しみだったし。

 

仏壇は動かせないし、母は祖母がいる1階に居住空間をうつすことは精神的にも無理だし、祖母の実の息子の父は帰られない。

 

今子供たちは学校休みだし、1日暇で労力を持て余しているのに私は何もできない。

実家に帰省したいけど、東京に住んでいる私たちはどこからか感染を持って帰ってしまう可能性があるためできない。

無理して帰って、私がコロナを持ってきてばあちゃんを死なせてしまったら、それこそ本末転倒。

母さんを助けられない。ばあちゃんの面倒を看れない。

 

どうしたらいいんでしょうか。

 

今日は隣県に住んでいる妹が2時間かけて運転してばあちゃんの面倒を看てくれていました。

母はやっと買い物ができる!と外出したそうです・・・そうだよね、もう買い物もままならなくなってくるもんね・・・

妹は祖母と散歩にも連れ出してくれました。

一人で散歩させるのも怖いから、誰かが一緒にいないとできないよね・・・

私は何もできないー・・・あー・・・

帰りたい帰りたい帰りたい

厄除けの七色でカエルを編みました。

 

何もできないけど。。。亡くなったじいちゃんのあみぐるみを作ろうかと。

ばあちゃんがじいちゃんの仏壇に行けなくて寂しくないように。

 

後、母の負担が減るよう、頻繁に電話をかけるようにしました。

そばにはいられないけど、危ないことしないよう時間は稼げるし、ばあちゃんの気分転換にもなるだろうから。

 

なんか暗いブログを書いてすみません。

新型コロナウィルスのせいで、人と人との支え合いが遮られてしまい、困っている人達がたくさんいるだろうな

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