私はアトピー性皮膚炎です。
生肉(特に私は豚肉)を触ったりすると、それがトリガーになって手がかゆくてかゆくてたまらなくなります。
もう掻きむしるのが快感になってしまって、皮膚が破けて血が出るほど掻くのに幸せを感じるくらい・・・
そして後の祭り、掻きむしった後の皮膚を見て呆然・・・皮膚は汚いし、他の人が見ると心配されるし、何より皮膚が破けているから痛い。
突然かゆみの発作が来るから、最初は何が原因かわからず苦労しました。
手に一番出やすかったけど、首とか、腰とかにも出て、掻きむしるとしばらくその部分を中心に、かゆくてかゆくてたまらなくなる。
皮膚科に行っても、ステロイド剤やかゆみ止めを処方されるだけで、かゆみの原因を解決するわけではないので、あまり解決になりませんでした。
このかゆみと向き合い続けて、自分の体を観察しながら、最近になってようやく私にとってのかゆみのメカニズムが見えてきました。
・アレルギーをもつ食品を素手で触る(豚肉など)
・皮膚の乾燥
・汗をかいた状態で放置
・汗や前の薬や保湿クリームを塗った状態で薬や保湿クリームを塗り重ねる
意外と4つ目が盲点でして。
よく効いていた塗り薬を塗っても、猛烈なかゆみに襲われて余計悪化させるという負のスパイラルに陥っていました。
「薬を塗ってもかゆみがおさまらない!」という人は、これが原因かも。
これらの原因から、とった対策はこちら。
・かゆかったらまず冷やして落ち着く。(脳が快感を求めてくるのを阻止)
・かゆい部分をしっかりと石鹸で洗って、よくすすぎ、水気をきちんとふき取った後、薬や保湿クリームを塗る。
・どうしてもかゆみがおさまらない場合は、圧迫してかゆい部分をしびれさせる
以前だと、かゆい時はギンギンに熱いお湯にさらして快感を得ていたのですが、これは逆効果で、痒み倍増でした(笑)
かゆいけど掻かないことが最大の治るポイントです。
そして、手がかゆい時は指の間をしっかりと洗い(ここが一番汚れが残ってる)、石鹸残りがないよう、よくすすいだ後、しっかりと水気がなくなるまでふき取る、これ大事です。
ちょっとでも水分が残っていると、そのあとに塗る薬や保湿クリームがかゆみを誘発してきちゃうので(今までの経験上(;^_^A
そして乾燥は大敵ですので、しっかりとクリームを塗ること。
皮膚科で処方されるヒルドイドなどは一時美容クリームとして良い!と美容目的のために大量購入されるという問題になりましたが、ヒルドイドをしっかり塗るのも確かに良いです。
色んな保湿クリームを試してきましたが(尿素入りやメンソール入りなどなど)、皆さんがよく知っているアレが一番良いことに気づきました。
それは・・・・これだー!!!
そうです、おなじみのオロナインです(笑)
きっかけは旦那のふきでものができたので、オロナインを買ってきたことから始まりました。
吹き出物ができて痛くってさ~
こんなにたくさんどうするの
オロナインは小容量の方がお高いんですね。
なんだかもったいなかったので、私の手荒れクリームとして使ってみたら・・・
オロナインを塗ったら、痒みが続く場合もあるけど、痒みが強くなるわけでもない
何より夜塗って寝たら、次の日掻きむしった傷の治りが良くなってる・・・
保湿クリームだけだと、傷の治りはそんなに良くないんですよね、いらない美容成分で余計にかゆみが強くなったりする場合もありますし。
オロナインを塗ることで、みるみる私のアトピー性皮膚炎が良くなってきました。
侮るなかれ、オロナイン。
ぶっちゃけヒルドイドやワセリンよりも良い~!!!
もちろん、痒みトリガーを引いてしまったら、しばらく悩まされますが、自分なりの解決策を見つけられて良かった!というところに落ち着いています。
でもオロナインのおかげで、皮膚科に行くこともなくなったし、高い手湿疹用のクリームを買う必要もなくなりました。
オロナインは600円くらいで買えるので、良かったら試してみてくださいね。
自分のアレルギー性物質を触ってしまうと、痒みが一番長く続くので、料理する時はホント気を付けてください。
手を掻きたい欲望が抑えられない時は、子供に痒い手の方の腕を枕にしてもらうのがオススメです(笑)
掻けないし、痺れるし。
もちろん腕枕解除後にば~っと血液が巡って熱くなりますが、痒みを引き起こしている成分もば~っと流れていく感じで、痺れる方が辛いのでかゆみを忘れられます(笑)
あ、これは奥の手ということで( ̄▽ ̄;)
新型コロナの影響で、中々病院も行きにくくなっていますし、手洗い強化の影響で手湿疹がひどくなっている人が多くいると思います。
ちょっとでも私の対策が参考になれば幸いです(^^)